勉強のポイント7 経営者保険の非課税額
経営者保険の非課税額について
生保応用課程の計算問題は、ほぼパターン化されています。
ここでは、経営者保険の非課税額について、計算方法を覚えましょう
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経営者保険では、弔慰金(ちょういきん)として支払われた死亡保険金のうち、一部については相続税が非課税となります。
非課税となる金額について小問でよく出題されますが、計算が単純で、覚えておくべき数字も少ないので、しっかりと対策すれば、得点源にすることができます
<経営者保険の非課税額>
「弔慰金として支払われているか」「業務上か業務外か」「最終報酬月額の金額はいくらか」の3つをチェックして計算します。
<計算方法>
[業務上の死亡の場合] 非課税限度額 = 最終報酬月額 × 36ヶ月分
[業務外の死亡の場合] 非課税限度額 = 最終報酬月額 × 6ヶ月分
※賞与は含まないので、死亡時の「普通給与」か「最終報酬月額」といった記載の金額を用いて計算します。
なお、問題では「相続税が非課税となる金額」や「企業が支払った金額のうち弔慰金として損金算入できる金額」という2パターンの聞かれ方をしますが、同じことなので、上記の通り計算してください。
計算も数式も簡単なので、しっかり覚えて確実に得点しましょう。
<出題例>スポンサーリンク