勉強のポイント6 金融商品の税引後利回り
金融商品の税引後利回りについて
生保応用課程の計算問題は、ほぼパターン化されています。
ここでは、金融商品の税引後利回りについて、計算方法を覚えましょう
スポンサーリンク
金融商品の税引後利回りは小問でよく出題されています。
計算が多少難しいですが、流れをしっかりと覚えておけば、かけ算と割り算だけなので、得点源にすることができます。
<金融商品の税引後利回り>
元本200万円を年利率1.5%の金融商品(1年複利)に2年間預け入れた場合、税引き後の利回りは何%か?(税率は20%)
<計算方法>
[ステップ1] 2年間の税引後の利益を計算
200万円 に (1+1.5%)を2回かけ算して2年後にいくらになっているか(終価)を求めて、2年間トータルの税引後利益を求めます。
・2年後の終価 = 200万円 × (1.015) × (1.015)を計算して、2,060,450円
・2年間の税引き前の利益 = 2,060,450円 - 200万円 = 60,450円
・2年間の税引き後の利益 = 60,450円 × (1-20%) = 48,360円
[ステップ2] 1年間の税引後利回りを計算
2年間の税引後利回りを求めて、それをもとに1年間の税引後利回りを計算します。
・2年間の税引後利回り = 48,360円 ÷ 200万円 = 2.42%
・求める税引後利回り = 2.42% ÷ 2年間 = 1.21%
年数と、金額と、利率と、税率をしっかり確認し、四捨五入に気をつけながら、頑張ってかけ算と割り算を行いましょう。
計算を間違えさえしなければ、確実に得点することができます。
<出題例>スポンサーリンク