1週間で受かる!生保応用課程試験

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勉強のポイント3 相続税の税額

相続税の税額について

生保応用課程の計算問題は、ほぼパターン化されています。

ここでは、相続税と税額について、計算方法を覚えましょう

相続税の税額の計算問題は、流れが複雑なので、大問で出題された場合に最終的に答えを出せる受験者はあまり多くありません。

ただし、大問で出題された場合でも、基礎控除の計算や、死亡保険金・死亡退職金の非課税限度額を知っていれば、途中まで確実に得点することができます。

そこで、まずは、基礎控除の計算や、死亡保険金・死亡退職金の非課税限度額を確実に覚え、余裕があれば相続税の税額の流れを覚えて演習で慣れていくという学習が効果的です。

<よく出るポイント>

基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

※平成27年1月1日以後の相続開始について適用されます。

死亡保険金・死亡退職金の非課税限度額 = 500万円 × 法定相続人の数

さて、計算の流れですが、テキストや問題を見ると複雑に見えてしまいますが、実は、大きくは次の2ステップをやっているだけです。

<相続税の税額計算の流れ>

[ステップ1] 法定相続通りに相続されたものとして、まずは、遺産全体に対する相続税の総額を求める。

[ステップ2] 求めた総額を、実際の遺産の配分に基づいて、各人に配分を行う。

※正しく計算するためには、法定相続の割合は必ず覚えておく必要があります。小問でも出題頻度は高く、簡単なので、確実に覚えておきましょう。

細かい計算の流れは下記の通りです。

<計算の流れ>

各人の課税価格を計算(死亡保険金・死亡退職金の非課税限度額はここで引き算)

②課税される遺産総額を計算(各人の課税価格を合計し、基礎控除額はここで引き算)

相続税の総額を計算(課税される遺産総額 × 法定相続割合 × 税率 で各人の仮の相続税を求めて合算)

④各人の実際の納付額を計算(相続税総額に各人の負担率をかけて、2割加算や税額控除を行う)

※控除額では、未成年控除が1年間に10万円であることを要することもあります。

①、②がステップ1、③、④がステップ2に該当します。

文章にするとややこしいですが、大きくは、ステップ1、ステップ2を意識して問題を演習していけば、自然と覚えていくはずです。

<出題例>
point3
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