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厚生年金保険は、被保険者の加入期間や報酬に応じて計算された年金を基礎年金に上乗せし、いわゆる「①」の年金として支給する制度です。

厚生年金保険では、法律により制度の適用事業所が規定されています。強制適用となる株式会社などの法人や一定の基準を満たす個人事業所以外でも、従業員の「②」以上の同意のもと厚生労働大臣の認可を受ければ、任意適用事業所として従業員の制度加入が可能です。

１.対象となる被保険者

厚生年金保険の被保険者は、原則、適用事業所に使用される「③」未満の者で、国籍・性別・業務の種類に関係なく強制加入被保険者となります。その対象者は、民間企業の勤労者および船員、坑内員です。

２.負担する保険料と標準報酬額

負担すべき保険料は、被保険者の個々の報酬額を、給付年金額の計算にも使用する標準報酬「④」、「標準賞与額」という一定の金額水準ごとの等級に区分し、該当等級金額に同一の保険料率を乗じて算出します。平成15年4月以降、「⑤」が導入されています。

なお、保険料は事業主と従業員（被保険者本人）で1/2ずつ負担します。