生命保険応用課程試験とは — 試験概要・合格基準・SLC

生命保険応用課程試験は、生命保険協会が実施する業界共通教育課程の試験の一つです。このページでは、生命保険協会の公式情報をもとに、試験の目的・試験時間・合格基準・受験料・申込方法・当日のルール・合格者の称号を整理します。

これから受験する人が最初に押さえておきたいのは、「試験時間は80分であること」「合格基準は70点または60点(科目により異なる)であること」「CBT方式で、開催期間中の希望日に受験できること」の3点です。細かいルールは下の各項目で確認してください。

試験の目的と位置づけ

生命保険の業界共通教育課程には、一般課程・専門課程・応用課程・大学課程があります。生命保険協会は、一般課程の目的を「生命保険の基礎知識の修得」、専門課程の目的を「一般課程の基礎知識をもとに、専門知識・周辺知識を修得し顧客ニーズへの基本的対応力を高める」こととしています。

応用課程の目的は、「専門課程の知識を活かした応用力・実践力の養成、ファイナンシャル・プランニング・サービスに必要な全般的知識の修得」です。本サイトの過去問でも、所得税・相続税・贈与税の計算、法人税や企業年金の税務、公的年金制度、金融商品の利回り計算など、ファイナンシャル・プランニングに近い分野が中心になっています。

受験の前提となる条件や受ける時期は、所属する保険会社で確認してください。各課程の関係と受ける順番は、姉妹サイトの生保の業界共通教育課程 — 一般・専門・応用・大学課程の順番で説明しています。

試験時間と出題形式

試験時間80分
年間受験可能回数3回
開催毎月(通年)

試験時間は80分、年間受験可能回数は3回です。ただし、所属する生命保険会社によって受験時期・受験可能回数が異なる場合があります。出題数は公式情報で確認できていないため、所属する保険会社で確認してください。

本サイトの過去問(第1回〜第3回)は、各回とも第1問〜第10問で構成され、正誤問題・語句選択問題・計算問題の3種類が出題されています。計算問題は各回4〜7問で、解き方の型が決まっているものがほとんどです。

合格基準

生命保険協会の合格基準は「70点または60点(科目により異なる)」です。応用課程がどちらに当たるかは公式情報で確認できていないため、所属する保険会社で確認してください。いずれにしても満点は必要なく、出題されやすい論点と計算問題を確実に得点することが合格への近道です。

合格率は公式には公開されていません。合格率の考え方と勉強の順番は生命保険応用課程試験に短期間で受かる勉強法にまとめています。

受験料

受験手数料2,500円
デジタルブック代280円(申込時に必ず支払)
合計2,780円
冊子410円(希望者のみ)

令和8年度の料金は令和8年8月以降の試験に適用されます。受験手数料は令和7年度と同額です。代理店の申込みでは、支払方法はクレジットカード・コンビニ決済・ペイジーです。

申込方法と受験日

試験は2020年4月に紙試験からCBT(コンピュータを使った試験)に変わり、プロメトリック株式会社に委託して、全国約140都市・100〜150会場で実施されています。各試験の開催期間中、希望する日(土日祝・年末年始を除く)と時間帯を選んで受験します。年末年始(12月29日〜1月3日)と新年の休み明け第一営業日も開催されません。受験できる日時は都市・会場によって異なります。

申込みは、生命保険会社の職員(営業職員・内勤)は所属する生命保険会社を通して行い、代理店は「CBT申込みシステム」から直接申し込みます。この試験は生命保険会社・代理店の職員向けに開催されているため、個人からの申込みは受け付けていません。申込みは試験の90日前からできます。

試験日の変更・欠席

試験日の変更は、クレジットカード払いの場合は試験日の3営業日前まで、コンビニ決済・ペイジー払いの場合は7営業日前までです。申込みのキャンセルはできず、当日欠席した場合は返金も振替もありません。勉強の予定が立ってから受験日を決めるようにしましょう。

試験当日の持ち込み

電卓は持ち込めません。計算には試験画面上の電卓ボタンを使います。時計・携帯電話・カバンも持ち込めません。応用課程は計算問題が出題されるので、画面上の電卓で計算することを前提に練習しておくと安心です。

結果の確認

スコアレポートは試験の翌営業日までにメールで届きます。合否は、試験の3営業日以降に所属する会社から伝えられます。

合格者の称号(SLC)と次の課程

応用課程に合格すると、シニア・ライフ・コンサルタント(SLC)の称号が与えられます。専門課程の合格者の称号はライフ・コンサルタント(LC)です。

応用課程の合格者は、次の生命保険大学課程を受けることができます。大学課程は全6科目で、1科目80分・年2回の試験です。合格したうえで条件を満たすと、TLC(生命保険協会認定FP)の称号につながります。また、専門課程・応用課程・大学課程の資格は、転職先の生命保険会社に引き継げる場合があります。

本サイトの問題は令和8年(2026年)4月1日時点の法令に基づいており、2026年9月に全問題を確認・更新しています。

出典: 生命保険協会「業界共通教育課程」「CBT試験概要」「令和8年度 受験手数料・デジタルブック代・冊子単価 一覧」(令和8年5月)、「代理店様向けFAQ」(2025年7月)、「【生保会社】申込み担当者様向けFAQ」(2023年5月8日)(2026年9月30日確認)。本サイトは試験実施団体とは無関係の個人サイトです(運営者について)。

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